09年11月1日 鼎泰豐と故宮博物館へ(午前)
日本で調べた気温の予報もばらばらで、今日は寒くなく七分でちょうどいい感じです。
滞在中は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の舞台となった九份(ちょうふん)か、
行きの飛行機の隣席のおじいさんに教えてもらった夕日が美しい外港・淡水に行く予定でしたが、今回はお天気が怪しいのでとりやめました。
朝ごはんは、誰しも知ってる鼎泰豐(ディンタイフォン)へ。
ここは台北でも高めですが絶対にはずせません。
休日は平日より早い9時オープンでお昼や夕飯時よりも空いているので、いつも朝一番で行くことにしてます。お店へは電車MRTの駅からは遠いのでいつもタクシーで、運転手さんにも中国語の発音が難しい中、ディンタイフォンで通じます。
9時過ぎにお店に着くと、店内にはもうたくさんの人でにぎわってました。
メニューはミニ小籠包とス一プ以外は一緒で、小籠包、もちごめと豚肉入り燒売 、ジャ-ジャ-麺を頼みました。小籠包は皮が薄くあつあつでおいしかったです。少し頼みすぎて朝からお腹はいっぱいです。お値段2500円。
食べてると雨が降ってきました。
午前から降るとはやられたと、こうなれば故宮博物館で雨宿りです。故宮博物館は結構遠いのでタクシーで行きました。途中、有名な圓山大飯店を過ぎ、こんなトンネルあったかな?と遠い記憶をたどりながら、緑の山々が見えてきて、久しぶりの故宮に到着です。ディンタイフォンからタクシーで1000円ほどですが、日本なら大変です。
中国4000年の至宝が集結した故宮博物館は、書物、陶器、銅器など一日では見たりないくらい大きな博物館です。前回は工事中でしたが、07年にリニューアルしてからは初めての訪問です。
以前はなかった日本語ガイドアナウンス(300円ほど)があり、デポジットを払うかパスポートを預けて借ります。残念ながら館内は撮影禁止でした。
私たちもそうですが、台湾観光局でキャンペーンをして入場券をもらったからか、想像以上にも混んで驚きました。
そしてどこも朝一番は、ツアー客が来るのですよね。
人気のある3階の白菜の展示品は大混雑していたので、青銅器を見ました。
青銅器は紀元前221年ものがいくつかあり、当時の技術、いまでもきれいに遺産として残ってることも驚きでした。
そして2階は陶磁器があり、精密に細工された数々の作品に目を見張りました。
1階は皇室の家具があり、このあたりでは混雑と広さに疲れのピークです。
途中、ツアーで参加している日本人のおじさんがくたびれ果ててる光景に何度も遭遇しました。お気持ちはよくわかります。
やはり、騒ぎ立ててみるものではないと思いながら、もう一度、翡翠でできた白菜を見に戻ると、ずいぶん列も短くなってました。
4年ぶりに見る白菜は、平ぺったくこんなにすごく小さかった記憶だったので「こんなに大きかった?キリギリスいた?」と、夫婦二人して記憶があいまいでした。きりぎりすといなごは巧妙に造られていて、また多産を意味し縁起がいいそうです。でも混み方によりますが、なぜ人気があるのか、なんとも微妙です。
もうひとつは、豚の角煮、こちらは色の出具合が巧妙らしいです。
一応見るものも見れたので、体力的にも限界なので外に出て1階の喫茶店でお茶を飲みました。
そして、ギフトショップに立ち寄り絵葉書セットを買い、外に出ると、雨は上がって晴れ間もでてますが、雲が多く不安定でこの日は降ったり止んだりでした。
ちょうどバス停にバスがいたので、MRT士林駅まで乗っていきました。
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